相談員さんに
「福岡で、こんな事業所ができたよ」
と動画を送っていただきました。
私は、成人の事業所や
入所施設での支援経験が長く、
強度行動障害がある方が
とても身近な存在でした。
動画の中で、
常に支援員が彼の横に
ついています。
「穏やかな時がほとんど」
と言いながらも
突然の豹変があるので、
本人や周りの人の安全のために
付き添う形になるんだと思います。
「本人と離れられない」事情から、
特に母親が本人の固執や
要求やアピールの対象になります。
私は、仕事の現場で、
固執、アピールの対象になったことが
数回ありますが、
周りのスタッフの理解があっても
孤独でしんどくて、
「なんで自分だけこんなめに」
とアザだらけの腕や胸を見て
思ったものです。
経験や支援のスキルが
上がってくると
ケガもストレスも軽減しますが、
新人の頃は、
心身ともにボロボロな時も
ありました。
新米ママが、まさに、
そんな状況ではないでしょうか。
なかなか外から見えない
強度行動障害の人との暮らし。
私は、早めの母子分離が
必要だと考えていますが、
なかなか受け入れられる
事業所がないのが現状のようです。
「じゃあ、創りましょうか!」
と言いたいのですが、今は、
「いちごキッズ」を立ち上げたばかり。
財源もなければ、
人材の確保もできない。
今、できることは、
「いちごキッズ」の子どもたちに
適切な支援をすること。
ご家族を追い込んだり、
ギリギリまで頑張ることがないように
サポートしていくことだと思います。
まだまだ、
やらなくてはいけないこと、
やりたいことは、
いっぱいあるなあ。